取扱製品

PPS(ポリフェニレンサルファイド)

概要

PPS(ポリフェニレンサルファイド)はベンゼン環と硫黄原子から成る結晶性の熱可塑性樹脂です。
優れた耐薬品性、耐熱性、寸法安定性および良好な加工性により様々な分野において急速に市場が拡大されているスーパーエンプラの一種です。
また、近年では電気自動車やハイブリッドカーのパワーモジュール関連部品として注目されている樹脂の1つです。
ナチュラルグレードやガラス繊維強化グレード、医療用グレード等も取り揃えております。
その他PPS製の高機能シート、チューブ等の形状もあります。
小ロットからでも量産用でもお気軽にご連絡ください。

※連続使用温度は220℃となっていますが、ガラス転移温度は90℃となっているため高温環境下での高負荷で使用される場合には注意が必要です。

特徴

➢ 優れた耐薬品性
有機酸や塩酸、硫酸のような無機の強酸にも耐えることが可能です。
200℃以下で使用する場合には、ほぼすべての溶剤に耐えうる樹脂です。
➢ 低吸水性
線膨張係数が低い特徴があるため寸法安定性に優れます。
➢ 高強度・高剛性
➢ 難燃性
UL94V-0の難燃性を有します。

主な用途

  • 各種センサー絶縁部品
  • 半導体・液晶製造装置部品
  • パワーコントロールモジュール
  • バルブ・ギア
  • マイクロスイッチ

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ご質問などお気軽にお問い合わせください。